
河北潟を浄化しよう
底面ろ過
この水槽のろ過方法は、底砂で生物ろ過を行う底面ろ過というものです。底面ろ過では底砂自体が生物膜になるので、ろ過能力が大きいです。水槽内の循環は、エアーポンプによる空気の上昇圧によって行われます。
ろ過の仕組み
- エアーポンプが空気を出す。
- 空気が塩ビパイプ内を上昇する。
- ②に伴って、塩ビパイプから水が押し出される。
- 同時に、③で出た水の量だけ塩ビパイプ下部の穴から吸われる。
- 循環し、底砂の生物(バクテリア)を通り、ろ過される
メリット
- 水槽の大きさに応じて塩ビパイプを変形でき、水槽の底のほぼ全面をカバーする。したがって、水槽の底に、くまなく水流をおこして貧酸素、腐敗的な環境ができるのを防止する
- 水槽内に上下方向の流れをつくり、温度分布を均一化し、床砂をあたためる。濾過バクテリアの活動に適した環境を作る
- 水槽内の大量の砂利を濾過材として利用でき、濾過能力が大きい